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全く新しい収入保障のガン保険:必要になる確率は?

アクサ生命から新しいタイプのガン保険が出ています。

どういう点が新しいかというと、ガンになると年金が支払われるのです。

その年金を生活費の一部に充てましょうというのが商品のコンセプトです。

最近このサイトでは、生命保険会社が推している保険に対してかなり厳しい事を書いています。

はっきり言って、顧客のメリットよりも保険会社の利益だけを考えているのではないかと感じられるのです。

必要以上に不安を煽ったりしてね。

でもこの保険は、それらの保険に比べれば、筋がいいなあという感じはしています。

だからといって、絶対に入らないといけないとは言いませんけど。

これまでのガン保険との違い

これまでのガン保険は、治療にかかる費用の補填目的のものでした。

ですからガンの治療期間の収入保障という考え方は、いままでのものとは全く目的が違うと言ってもいいと思います。

ただ、目新しければ良いというものでも有りません。

この保険を利用する価値があるのか?

どんなケースなら利用した方がいいのか?

このあたりを冷静に見極めたうえで契約するかどうかを決めるのが肝要だと思います。

ガンになると収入が減ることもあるらしい

テレビCMによると、ガンにかかると収入が減るケースがあるそうです。

実際、ニュース番組でも類似の報道がなされていました。

何の番組だったかは忘れましたけど。

例えば、治療を優先するために仕事を変えるケースも有るようです。

あるいは、会社から退職を迫られるようなケースもあるみたいですね。

また、自営業の人だと仕事をセーブしなければならず、結果的に収入減につながる可能性は大きそうです。

収入ダウンに備えるというのは、確かに一理ありそうです。

問題は、「どの程度の収入ダウンに備えないといけないのか」「そういう事態が起こる可能性はどの程度あるのか」といったあたりでしょうか。

会社を辞めない場合は心配しすぎる必要はない

少し補足をしておきましょう。

会社を辞めないようなケースではそれほど心配は要りません。

ガンの場合は入院期間は20日前後と言うことが多いようです。

この期間は傷病手当という手当てが健康保険から支払われます。

のこっている有給なども有るでしょうから、長期で収入が減ることを心配しすぎることは無いと思います。

この保険が活躍しそうなのは、治療が長期にわたって、そのために転職をするようなケースです。

あと、仕事をセーブする自営業の人ですね。

収入保障のガン保険が必要なのは55歳まで

ところで、収入保障のガン保険が必要なのは、通常は55歳程度までと考えて良いでしょう。

何を根拠に55歳といっているかというと、55歳になれば子供が独立している可能性が高いからです。

33歳の時に子供が生まれたとすると、その子が大学を卒業するのが55歳の時です。

子供が独立していれば、それ以降は教育費などはかかりません。

夫婦の生活だけということになれば、かかるお金はそれほど多くありません。

収入ダウンしても生活にはそれほど支障をきたさないでしょう。

ですから、55歳までにガンを発症する確率および、それをきっかけに転職する確率を考慮すればいいわけです。

もちろん、子供を作るのが遅かった場合は、この保険の必要性が少し高くなります。

一般的に、ガンは年齢が上がるにつれて発症する確率も高くなりますから。

このあたりは適宜自分のケースに置き換えて考えてみましょう。

55歳までにガンになる可能性は?

さて、55歳までにガンになる可能性というのはどの程度あるのでしょうか?

これに関しては、関連するサイトがありました。

最新ガン統計

この中で「5)がんに罹患する確率 ~累積罹患リスク(2004年データに基づく)」という項目があります。

それによると、現在30歳の男性が30年以内、つまり60歳になるまでにガンを発症する確率は7%なのだそうです。

女性はちょっと高くて9%です。

ついでに書いておくと、現在30歳の人が30年以内にガンで死亡する確率は2%なのだとか。

これは男女とも同程度のようです。

ガンの発症は年齢が上がるにつれて高くなる事を考えれば、55歳までの発症率はさらに下がるでしょう。

厳密な数字はわかりませんが、5%前後だと想像できます。

55歳までにガンになって転職する可能性は?

さて、ガンによる収入減はどの程度の確率で起こるのでしょうか?

アクサのホームページによると、「3人に2人が収入が減った」と書かれています。

この数字を信じると、現在30歳の男性なら約5%の確率でガンによる収入減がある事になります。

ただ、これはちょっと鵜呑みに出来ないかな。

入院すれば収入が減るのは当然ですし、残業をセーブしただけでも収入減になるでしょうから。

実際に気になるのは、生活に影響するほどの収入減が起こる確率でしょう。

具体的に言うと、ガンが原因で転職するようなケースや仕事をセーブするようなケースです。

ガンが原因での転職というのがどの程度の頻度であるのかは知りません。

ただ、ガンにかかっても転職しない人の方が多いでしょう。

そう考えると、この保険の必要性は、それほど大きくないと考えて良いと思います。

つまり、心配し過ぎなくても良いということです。

ただ、自営業の人は収入減に直結しますので、サラリーマンよりは必要性は大きいと思いますけどね。

保険料は見合っているのか?

さて、一旦整理してみましょう。

ここまで見てきたように、この保障が必要になる確率はそれほど高くありません。

55歳とか60歳までにガンになって、しかもそれが原因で収入が減るというケースですね。

正確な数字はわかりませんが、おそらく現在30歳の人の2%以下ぐらいが該当するのではないかという気がします。

かなりあてずっぽうですけどね。

さて、この数字は確かに小さいですが、全く無視できる程小さくもないという感じでしょうか。

自分には絶対に当てはまらないと、たかをくくることは出来ないでしょう。

準備が出来るのなら準備をしておいても良いというくらいの確率だと思います。

そうなると、保険を利用するかどうかの決め手は、その準備のためにどの程度の負担があるかという事になるでしょう。

保険料が安ければ、準備のために入っても良いと思います。

逆に、保険料が高いのなら、そこまでする必要はないかもしれません。

それでは、次のページで、実際の保険料を見てみましょう。


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